苫米地英人さんの本を読むのはまだ2冊目です。勝手な想像なんですが、おそらくものすごく好き嫌いのハッキリ分かれるタイプの本だと思います。
なんでって、
想像力が必要だから。
もしかしたらこれ、映画の原案にできるかも!
なんていうワクワク感があったりします。
なので、そんなの求めてねーよ。という方には不向きかも知れませんが、それは逆に言うと、とても易しく、初心者でも理解できるように記してくれている。ということでして、
ストーリーがあるんです。
未来の日本。未来の世界。
なるほどな。今まで一方向からしか見てなかったそんなことも、苫米地英人氏に言わせればそうなるのか。うーん、そっか。なるほどな!!!
と、思っちゃうわけです。
仮想通貨とフィンテックー世界を変える技術としくみー苫米地英人
そもそも通貨とは何か?
つねづね私は疑問に思っていることがあるのです。たとえば1万円札を眺めてみて、じーっと眺めてみて、そしてよーーく考えてみて、
果たしてそこに1万円分の価値はあるのでしょうか?
というか、そもそも通貨とは一体なんでしょう?
価値とは何ですか?
ましてや仮想通貨とは??
第1章、第2章ではそんな疑問に答えてくれます。
歴史の勉強にもなるので、この辺の章は将来、もう少し息子が大きくなった時にぜひとも読んでほしいと思いました。それは数十年後のことかも知れませんが(息子はまだ3才なので)それでも遜色なく読める章だと思います。
また、けっきょくのところ、
「紙に書かれたデータがいちばん安全だ」
というのに納得。
evernoteもjorteも大好きだけど、それより普通の手帳が私は大好きだし、なんか全然、違うんですよ。書いてることにも思い入れが。あとで振り返ってみるのもデジタルよりアナログだわ(笑)
毎年これで手帳つけてます。ささやかな贅沢(笑)>>> クオヴァディスの手帳
きっちり脱線しました。すみません(^^;)
ビットコインとは何か?
仮想通貨を語るうえで、絶対に避けては通れないビットコイン。そもそもビットコインとは何なのか、ブロックチェーンの技術とは何のことなのか。
だいたい、この本を手に取る時点で、仮想通貨といえばビットコイン。という頭はできてるわけでして、多分に漏れず私も投機目的でビットコインを少しだけ所有しております。だから余計に勉強しようと手に取った本なのですから。
ですが著者ははっきりと明言されていました。
投機目的でのビットコインの所有はオススメしない。と。
ビットコインは昔のチューリップバブルに似ているとも書いてありました。
もちろんこれは苫米地英人氏の執筆当時の思いでして、投資は自己責任ですからこのブログを読んでくださっている皆様にどうのこうのと指南するつもりはまったくありませんよ。念のため。
フィンテックとは何か?
ニッポンの政治家の皆さん。この章を読んでください。
そして勉強しましょう(笑)
なんで、フィンテックに予算が充てられるんですかね?
ちゃんとわかって、理解して、予算出してます?
なんて私がいうべきことじゃないんですけど、なるほどなぁと妙に納得し、そしてその後に続くクレジットカード業界の危機、金融業の危機に納得しつつ、
銀行が仮想通貨を発行したら法定通貨にとってかわるかもしれない。その前に日銀がイングランド銀行みたいに仮想通貨を発行すべし!
おお!!
なるほどな!!!
と、思ったひらめきポイントなのでした。
なんでもそうなのですが、何にも知らないで投資するよりは、ちょっとくらい勉強しとかないとね(笑)
けっきょく自己責任。
損しても、人のせいにはできませんから。
この本のちょっとだけ嫌なところ
第4章は、飛ばしていいかも。
と思ってしまいました。
ジャストシステムに勤めていた頃に著者の開発した「ベチユニット」なる現金化できない価値を持つなんとかの話で、ぶっちゃけ、???なんで今、その話するわけ?・・・と。
ちらほらと「ベチユニット」という単語が出てきていたので、それ何かな?と思っていたのですが、まさかそんな、「過去の栄光的話」だとは思わず・・・。
まぁ、自分の著書なんだから好きなこと書いていいとはいえね(^^;
なんか微妙でした。
私を変えた苫米地英人氏の本がこちら
中でも好きなのが、
テレビは見るな!!!
です(笑)
一度、読んでみてください(^^)
昔の記事なので、何もかもがなんか恥ずかしいのですが、思いは変わらず。一生勉強だと思ってますので、よろしかったらこちらもどうぞ。

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