先日、私の可愛い息子の3歳児検診でした。
行政が行ってくれる、最後の検診です。
身長94.7㎝
体重15.5キロ
おかげさまで、すくすくと、のびのびと成長しています。
歯もばっちりキレイ!
朝と晩、2回も仕上げ磨きしてるし、本人もそれを嫌がらないし。
ただ、1歳半検診の時から「言葉が遅い」と指摘されていました。
なので、半年後の2歳の時も発達相談に来てくださいね。と。
2歳の時に相談に行くと、やはり、言葉が少ないと指摘されました。
実は私たち夫婦は小さな居酒屋を経営しています。
毎日毎日、私の代わりのアルバイトを雇う余裕などなく、息子が生後半年の頃から店に連れて行っての同時就労です。
息子は大人には慣れているけど、子どもにはあまり慣れていません。
店で、可愛い可愛いとチヤホヤされて育ってきたので、「言葉を発する必要がなかった」のかも知れません。
なので、ご指摘を受けても納得いたします。
1歳半検診の時には翌年度からの保育所入所を薦められたものの、まだずっと一緒にいたくて結局、保育所入所しませんでした。
2歳で区役所の保健福祉課に呼ばれて保育所入所の話を聞かれたときにその旨を伝えると、
「いや、母親としてちゃんと子供の面倒がみれてない。保育所に入れてプロにまかせた方良いのでは?」
みたいなことを言われて、めちゃくちゃショックで落ち込みました。
その時を救ってくれたのは、夫と、お客様たちです。
ちゃんと育ってるよ!!!!
大丈夫!!!!
できるんだから、3歳まで、一緒にいてあげて。
昼間は一緒に過ごせるのに、無理に保育所に入れることないよ。
私自身、息子の成長に対して何も心配していなかったというか、なんでそんなことを言われるのかよくわからなかったので、けっきょくその年の保育所入所は見送り、来春、年少さんから保育所に入所させる運びとなりました。
第一希望の保育所に入れるといいなぁ。
でもだめなら、幼稚園だな。
そんな風に思いながら、先日、行ってきた3歳児検診。
3歳になった今じゃ、心配してたことが嘘だったかのようにペラペラとよく喋るので、無事に通過(?)しましたが、後から電話がかかってきて、
「母親としての仕事もしてくださいね」
と、言われたんです。
もちろん、言い方はとっても優しかったんですけどね。
居酒屋で育てるなんて、そりゃ、普通じゃないと思っていますよ。
でも、
「何か考えてらっしゃいますか?」
と。言われてもね。
はぁっ!?
何を考えろと!?
てゆーか、こっちは毎日毎日、どうしたらいいのか、めっちゃ考えてるよ。
でも、夫一人で回せる店じゃないし、かといってバイト雇う余裕もないし、
だったらあんたらが食わしてくれよ。
・・・言いませんけど。
ぐっと我慢しましたけど。
子育てに悩んでないお母さんなんているのかなぁ。
3歳になる私たちの息子は、その健やかな寝顔も、満面の笑顔も、ちょっと怒った時の泣き顔も、どれも最高で、私たち夫婦の宝ものです。
「ママ、大好き」って言ってくれる息子に、私は私の幸せを全部、まるごとぎゅーっと詰めこんでハグしちゃいます。幸福すぎる瞬間です。
居酒屋で育てるなんて、役所の保健福祉課の皆さんがおっしゃる通り、よろしくないことなのかもしれません。
でも、私たちの息子は、私のお腹の中にいた時から、常連様に愛されて、待ち望まれて、いろんな愛情をたくさんもらってこれまで育ってきたんです。
私の母は息子が1歳の時に倒れて介護が必要で、まともに話すこともできなくなってしまった中、本当のおばぁちゃんのように息子を可愛がってくれたり、私自身が子育ての相談をしたり。。。
おかげさまで、息子はすごく愛されてます。
そのおかげか、ちょっとやんちゃだけど、優しくて、泣き虫で甘えん坊だけど、とっても素敵に笑う可愛い男の子に育ってますよ。
彼のおかげで店も家も笑顔が絶えません。
来てくれてありがとう。
これからもよろしくね。
父ちゃんと母ちゃんはあなたがいないと絶対ダメだわ。
役所の皆さん。
あまり心配しないでください。
大丈夫ですから。
てゆーか、私、精いっぱいなんで、
変なストレスかけないで!!!
ふぅ。(深呼吸)
すっきりした!!(笑)

エプロンして店を手伝ってくれる看板息子
おしぼりを持って行ってくれたり、お客様のお見送りをしてくれたり、いろんな方に愛されて育つうちの看板息子です(^^)
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