余命2か月と宣告されたら…映画「死ぬまでにしたい10のこと」

原題: MY LIFE WITHOUT ME
(2003年・カナダ)
監督: イザベル・コイシェ
制作: エステル・ガルシア / ゴードン・マクレーナン
制作総指揮: アグスティン・アルモドバル / ペドロ・アルモドヴァル / オグデン・ギャヴァンスキー
脚本: イザベル・コイシェ
撮影: ジャン=クロード・ラリュー
出演: サラ・ポーリー / マーク・ラファロ / スコット・スピードマン / レオノール・ワトリング / デボラ・ハリー


映画「死ぬまでにしたい10のこと」個人的感想

  • 向かい合わず、隣に座ったお医者さんとか、ジンジャーキャンディーとか、預かってくれたテープとか。
  • 隣に越してきたお姉さんが話したシャム双生児の30時間と、それを聞いた時のアンの涙とか。
  • 「こんなんじゃ新しい女の子も逃げちゃうわよ」って、壁を塗りなおしているリーの姿とか。

現在23歳のアンは、17歳の時にファーストキスをした相手と結婚。失業中の夫と、その後すぐに産まれた娘が二人。母が住む実家の裏庭で、貧乏だけど家族4人の幸せなトレーラー生活を送っていたんだけれど、ガンだと宣告されてしまうのだ。余命2ヶ月。アンはそのことを家族に秘密にして、残りの人生を生きていくことにした。

邦題が「死ぬまでにしたい10のこと」となっているけれど、別に10じゃなくてもかまわないのですよ。
アンがノートに書き出したことが、たまたま10だっただけで。
THING TO DO BEFORE I DIE. (死ぬまでにしておくこと)

アンがノートに書き出した"死ぬまでにしておくこと"の中は娘たちのことでいっぱいで、いきなり泣けてきてしまいました。
「毎日、愛してるということ」「娘たちの気に入る新しいママを探すこと」「18歳になるまで誕生日のメッセージを贈ること」
アンがテープレコーダーに残したメッセージは、毎年毎年、成長していくであろう娘を想像して話していて、本当に切ない。

でも、旦那サマのことは、一切、出てこなかった。
逆に、「夫以外の人と付き合ってみる」「男性を夢中にさせる」
だからといって、旦那サマを愛していないかと言えばそうではなく、本当に心から愛しているんだけれども。

同じ女として、この気持ちはよーくわかる。だからといって、不倫していいとか、そういうわけではないんだけれど、他の男性を知らないから好奇心が湧いたっていうのは、これはもう仕方ない気がする。実際、行動に移す段階の前ならば。

でも、もし、私なら、自分が死ぬとわかっているなら、好きだと言えない気がするな。死を宣告されてるわけじゃないから、わからないんだけどね。でも、好きな人が死んだら絶対、悲しいもの。だから好きだって言えないだろうなぁとか、考えちゃう。

リーが、可哀相だなぁと思って。ただ愛しただけなのにね。

余命2ヶ月と宣告されたアンが、死ぬまでにしておくことを1つ1つしていった中で、唯一、間違いだったんじゃないだろうかって思う。「夢中にさせること」を、なめてたんじゃないかなぁ。どれくらい、傷つけるかっていう想像ができなかったんだね、きっと。一人しか知らない女の好奇心だもんなぁ。だから泣き叫んだシーンが痛々しかった。後悔じゃすまないもの。

それでも、アンは死んで、リーは生きていて、旦那さんも娘も生きて幸せな家庭を築くのよね。

死ぬんだよ。私だって明日、交通事故とかで死ぬかもしれないけど、「あと2ヶ月ですよ」とお医者さんに言われたら、・・・・私なら、どうするかなぁ・・・・?


あなたになら言える秘密のこと

イザベル・コイシェ監督とサラ・ポーリーのコンビです。

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