本妻も浮気相手も同じ店に連れて行く男ってどうよ?!

家族で小さな居酒屋を営んでいる。小さな町で、常連さんに支えてもらいながらようやく暮らしていってる感じだ。なので常連さんには本当に感謝している。ありがたい。たとえそれが女の敵みたいな男だろうと、ぶっちゃけ私に関係ないし、むしろ面白いとさえ思ってしまう。

御年51歳。私たちの店の近くに事務所を構える何でも屋さんの社長。おひとり様でも、女連れでも、社員連れでも、よくご来店くださる。パッと見どこにでもいるような普通のオジサマ。ちょい悪にも見えない。・・・うーん、私服だとちょい悪に見えるかも知れない。90%、会社の制服というか作業着でご来店。ママを連れての同伴の時だけ私服でご来店くださる。まぁまぁいい服を着てらしっしゃるが、センスが90年代。

今日はそんな社長さんのお話。

私たち家族が営んでいるのは本当に小さなお店なので、おひとり様でご来店くださるお客様のほとんどが、私たち夫婦とおしゃべりしにきてくれてる感じだ。わたしたちとおしゃべりしたところで、なんの身にもタシにもならないので、おひとり様同士、もしくは常連様のグループ同士が仲良くなって、みんな巻き込んでのおしゃべりになる。・・・まぁ、お客様がいればの話なんだけど。

こちらの社長さんも例外なく、よく喋る。本当によく喋る。

店内にテレビがあるのでニュースを見ながらの時事ネタから、政治やドラマ、今ならプロ野球が熱く盛り上がり、なぜかこの辺地域の土地の坪単価や、果ては三国志にまで話は広がる。女の話にはあまりならない。この社長さんの場合だけど。

しかーし!

女連れでご来店される時は、毎回、違う女性を連れてくる。

初めて女性を連れてご来店くださった時は、「おれの嫁だ」と紹介された。年の頃ならまだどう見ても私たちより年下。30代半ばのキレイな方で、助産師さんだった。当時、息子がまだ生後8か月くらいだったので、子育てや授乳に関していろいろと教えていただいたのをよく覚えている。

私たちは、「おれの嫁だ」という言葉をすっかり信じた。51歳で社長さんとかして(金持ってる)と、年下のキレイな奥さんもらえて羨ましいわねー!なんて、夫に嫌味たらしく言ったのもよーく覚えている。

「彼の嫁」は、その後、短い期間の間に、たびたび一人でご来店し、特に愚痴ることもなかったが、決して幸せアピールすることもなく、あっという間に消えていった。

実家のある四国に帰ったらしい。

その後も、連れてくる女性、連れてくる女性、明らかに店のママという方以外、すべて、「おれの嫁だ」と、私たちは紹介された。

私たち夫婦は根が素直なので(?)途中でだんだんと、むはは!と息が苦しくなってきた。嫁、何人おるねん。あんた別にそんな男前ちゃうやん。ほんまに言うてんのぉ?

むほほ、むはは。

おととい連れてきた女性に、挨拶してもらった。「いつも主人がお世話になってます」別になんてことない。「俺の嫁だ」と紹介された女性は、みんなする。「こちらこそいつもお世話になってます」こちらも商売。手慣れたものだ。いや、言いなれたものだ?

でも、なんか違った。雰囲気が。

本妻のオーラばりばり。

社長さんと同じ年の頃のおそらく50代。細身で、それをアピールするかのような(?)スタイル自慢のジーンズにペタンコ腹のカットソー。がりがりちゃん。完全に造りこんでるサラサラ感が微妙なストレートヘアーにキラキラまぶた。切れ長の瞳に長ーい!つけまつげ。ふっさふさのドール仕様。

ええ。完全に本妻。今まで連れてきた女性となんか違う。話す内容も全然違う。

かはっ♪ と、なってしまいました。

ものすごく気のきつそうな方でした。「そう見られるけどそんなこと全然ないのよ♪」って言ってらしたけど。

女性と二人で来るたびに「俺の嫁だ」と紹介しては、女性だけ消えていってしまうこちらの社長さんに憧れていたバカな旦那に、

私は、「はん!女の敵みたいな男やわ。何がええねん!どこが羨ましいねん!」

と、言っていましたが、本妻を見て納得。あれじゃ、浮気したくなるかも。まぁ別に、お客さんなので、別にいいんですけど、まさかこんな話、店のブログでできないんで。

ていうか礼儀としてね。本妻も浮気相手も同じ店に連れて行く男ってどうよ?!と思っちゃうんです。私。

でも、居酒屋って商売してから知ったけど、そんな男の人、めちゃくちゃ多い!!この社長さんだけでなく、他にもたくさんいらっしゃる。で、修羅場になったり。

ばかじゃないの?!

いや、ほんと。バカなの?と思ってしまう。

よそでやってほしいわ。

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