忘れもしない。去年の10月3日に一人暮らしをしていた母がくも膜下出血のグレード4で倒れて、緊急手術も受けられずに死にかけてから、約8か月。あまりに突然、本当にいきなり、私の介護生活が始まり、どこをどう頑張ってみたって決して溶け込むことのない非日常の世界に突然、ポイッと放り込まれてオロオロあたふたと、この先どうやって生きていけばいいのか、いえ、決して大げさでなく、本当に途方に暮れていた。 ... "終わりに。というか、続きに?" を続けて読む

母と一緒に暮らし始めてからしばらくした後、近くにある特養のデイサービスに週に1回通うようになってからすぐに、母が言ってきたことがあった。
... "施設入所を希望する母" を続けて読む

2

母の介護について、妹ともめていた。妹はどうしても、母の面倒を他人に見てもらうのが嫌なのだ。だから、ヘルパーさんにお願いするもの、デイサービスに通わせるのも反対だ。ショートステイでお泊りなんて、もってのほかなのだ。ずっと家にいればいいと思っている。
... "介護の方向性が妹と同じになってきた。" を続けて読む

2

脳出血で倒れたお母さんを介護して3年になるという、まだ30歳になったばかりの女性とお話をする機会があった。私たち家族が営んでいる居酒屋に、お母さんと二人で、たまに食事を食べにきてくださるのだ。
... "失語が羨ましい?" を続けて読む

はじめにリハビリ病院に入院中に介護申請をした時、母は要介護4だった。
その後、水頭症と診断され、シャント術を受けて驚くほどに回復。

要介護4のままだと、確かにいろいろなサービスが受けられるかもしれないが、介護度が重いほど介護保険を利用したサービスも高くつくので、介護申請をしなおしましょうということになっていた。
... "要介護1になった!" を続けて読む

母がまだリハビリ病院に入院していた頃、息子を連れて1週間に1度か2度、会いに行くだけだった頃は、失語症など、ほとんど問題にならなかった。

言いたいことはわからないけど、気持ちは何となくわかるよ。
... "失語のちょっと小さな幸せ" を続けて読む

2

母と一緒に暮らすようになってから、1週間が経った。

案ずるより産むがやすし。
と言っていいのかどうかわからないが、思っていたほど、たいしたことなかった。たいしたことないって言い方も変なのだけど、そんなに心配するほどでもなかったのだ。
... "同居して1週間。デイサービスにも行ってもらった。" を続けて読む

主人と、息子と、私の3人で朝から出発した。母が退院するのだ。
飲み物とおやつを持って、ちょっとした小旅行気分。
... "母が退院。お帰りなさい!" を続けて読む

4

リハビリ病院のスタッフとしては、母はまさかの回復ぶりで、担当チームのリーダーが言うに、「僕がこれまでにお世話させていただいた患者さんの中で一番回復した」んだそうだ。もちろん、入院当初に想像してた以上に。ということであるが。

しかしまだまだ心配事は多い。失語症、右側空間麻痺。母の体のことだけにとどまらず、母を自宅に一人きりにしておく時間、防犯についてもとても心配なのだ。

なので、母が勝手に自宅から外に出れないように鍵をつけることはできないかと、言われた。それって、閉じ込めるということか。もちろんできるはずもない。ケアマネさんもきっぱりと否定する。無理です。

母自身が自分の意志で出ていくのも困るが、誰か来た時(たとえ宅急便などでも)玄関を開けてしまうのも困る。
どう考えたって対処できないのだから。
しかし、玄関チャイムが鳴ったら、母はドアを開けてしまうのではないだろうか。

母にはよくよく言い聞かせるが、様子を見て、やはり心配が拭えない場合、玄関先まで行けないようにベビーゲートなどの設置も考えねばならなくなった。
こればかりは、暮らしてみないとわからない。

母が自宅で一人きりで過ごす間、万が一のことがあって、緊急連絡したい場合、母に携帯電話は操作できないし、とっくに解約しているので、ごくごく簡単でシンプルな電話機を購入して、自宅に固定電話をひいた。(もともとあったのだけど、使わないので電話機は接続してなかったのだ。)

ワンタッチダイヤルがABCの3件まで登録できて、なぜか電源アダプターが必要ない(どういうことかわからない!)ので配線もスッキリ。
問題は、母に使えるかどうかだが、もちろんそんなに簡単に使えるはずもなく、これから先、根気よく教えて練習していかねばならない。

そして、介護モニターを設置した。

インターネットを介するので、外出先でもネットにさえ繋がれば、モニターの様子を確認できる。つまり、外出先でもスマホで自宅の様子が生中継で見れるのだ。リビングのソファに座るお母さんの様子がばっちり!

別室で眠る赤ちゃんの様子とか、みんなが出かけた後の猫ちゃんやわんちゃんの様子とか、見守りが必要な老人の様子とか。防犯の抑止にもなるはずだ。そうか、こんな便利なものがあったのかと感動した。

画像もきれい。写真も動画も簡単に撮影できる。
動体検知機能がついてるので、動くと勝手に録画してくれる。
母を見守るために購入したが、他にも用途は多そうで、息子や猫ちゃんを撮影して喜んでいる。本当に買ってよかった。

他に、スロープの設置なども考えたが、おそらく大丈夫だろうということで様子を見ることにした。

家族が一人増えるって、大変だろうなぁと思う。
母も夫も息子も私も、早く、馴染めたらいいなぁ。
そして早く本当の家族になれますように。そう思う。

にほんブログ村 介護ブログへ
にほんブログ村



いよいよ、母の退院を明日に控えて、皆がそれぞれ準備に追われた。

現在、母が入院しているリハビリ病院の担当チームのリーダーと、ケアマネージャー、今後お世話になるヘルパーさんの事業所の責任者、そして母の4人が、我が家に集合した。

病院の担当リーダーが、母の状態について、ケアマネージャーと事業所の責任者に引き継ぐ。

まず、話せないこと。話をしていても、本人が思うのと違う単語が出てきてしまい、けっきょく何を言いたいのか、わからないこと。そして、こちらの話が理解できないこと。雰囲気でわかったように頷いたりはするが、どこまで理解できているかは微妙であること。

そして、右側空間麻痺があること。右側は認識しないので、そちらから話しかけてもわからないし、何か物があってもわからない。床に物が散らかっていたとしても気が付かないので転んでしまう可能性が高いこと。万が一、外で右側から自転車や自動車が通り過ぎたりした場合、非常に危険であること。

一方、体の機能はずいぶんと回復し、トイレが自立できていること。時々、失敗はあるが本人が理解していて、洗面所で自分で下着を洗濯したりできるようになっているらしい。すごい。お風呂も、ほぼ自立できていて、見守りがあれば自宅で入れるだろうということ。日常生活のすべてがリハビリになるので、洗濯や掃除、食器洗いなどを積極的にやらせてほしいということ。

注意すべきは、母が一人で自宅にいる間の、室温と飲み物の管理。
暑いから、寒いからといって、エアコンを調整することはできない。
また、喉が渇いたからといって、自分で冷蔵庫から飲み物を出すことはできない。

室温については、こちらで温度設定してリモコンを隠していくくらいしか思いつかない。飲み物に関しても、テーブルに用意しておくくらいしかできない。

ケアマネージャーとヘルパーの事業所の方は何やらメモを取っていらしたが、
ようするに、「これくらいできるだろう」「大丈夫だろう」と、私が思わないことだな。そう思った。

「本人が慣れてきた頃にけがをするケースが多い」と言われたが、それは一緒に暮らすことを決めた私たちの方もそうなのだ。

介護保険を使って、デイサービスや、ショートステイや、ヘルパーさんなどを利用させてもらうけれど、それはあくまで補佐というか、補助というか、ヘルプというか、、、けっきょく私なのだ。

あまり気負ってばかりもいられないが、油断しないようにしなければ。
そういうことなのだろう。

にほんブログ村 介護ブログへ
にほんブログ村