くも膜下出血で倒れて2日後、母の自発呼吸が始まった!

一人暮らしをしている母がくも膜下出血で救急搬送されてから2日後の朝、主治医から電話がかかってきた。

今後の治療方針について話たい。

病院まで電車を乗り継いで片道1時間。
たまたま仕事が休みだった主人と、1歳の息子と3人で向かった。
人の多い都会を通り抜けて行くのはそれだけでけっこう疲れた。

大きな病院の一番奥にあるICU(集中治療室)に向かうと、脳外科の医師が待ち構えていて、小さな部屋に通された。

なんと。

母の自発呼吸が始まった!

しかも、あくびした!!!

まさかの展開。
お医者さんもびっくり。
自力で回復したのだ!!

なので、手術したらもしかしたら、左脳にダメージを受けたので右側に麻痺が残るだろうけど、受けたダメージは治せないから記憶障害や言語障害があるだろうけど、だから施設での暮らしになるだろうけど、車いす生活になるだろうけど、決して一人では生きていけないだろうし、介護するのは大変だろうけど、もしかしたら何とか生きていけるかも・・・。

というようなニュアンスの主治医の説明に、私たちは一も二もなく頷いた。

だったら手術してください。
お願いします。

すぐに妹にも電話した。
もちろん妹も同じ気持ちだった。

説明を受けた後、母のもとに向かってたくさん語りかけた。

主人が言ってくれた。
「俺たちがお母さん、守ったらなあかん」
惚れ直した。

母の手が、ほんの少し、動いたりした。
まだ生きるわよ、勝手に殺さないで。
とでも言ってるようだった。

そして翌日の朝9時から手術が始まった。
脳動脈瘤クリッピング術、頭蓋内血腫除去術。
17時30分までかかる大手術だった。

手術は無事に成功した。

もちろん後遺症は残るだろう。
介護が必要になるんだろう。
元通りには戻らないだろう。

今後も脳血管攣縮など、予断は許さない状態だ。

だけど、生きてくれて本当に良かった。

本当に、生きてくれて良かった。

心からそう思った。

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