水頭症のシャント術後の母の様子・その2

水頭症のシャント術のため、大病院に戻ってきた母の手術も無事に成功し、術後の回復もすこぶる順調で、母は会うたびに元気になっているような気がしたので、私は、往復3時間かかろうが、この後、仕事が待っていようが、近頃すっかり電車が大好きな1歳半の息子を連れてのお見舞いが楽しみになってきた。

もちろん、体はしんどいが。
足取りは軽い。

手術前は、母の話す言葉は9割、意味がわからなかったが、今は、8割くらいまでになったような気がする。両手で支えなければ歩けなかったが、一人で歩くし、階段の上り下りもできるようになった。食事もちゃんと食べてるようだ。

何より、リハビリ病院にいた頃は考えられなかったが、退屈そうだ。

これは、元気になって気力が戻ってきた証拠ではないのか。
ベッドでじっとなんてしていられないのではないのか。
動きたくて、何かしたくて、うずうずしてきてるんじゃないだろうか。

そう思えて、私はうれしくなった。
生きてる。

ふと母の手を見ると、爪が伸びていた。

「前のとこでは看護師さんがやってくれたから」

というようなことを言って、母は笑った。

次にお見舞いに行くときは、忘れずに爪切りを持って行ってあげなくちゃ。
そしてこれからは私が切ってあげよう。
そう思った。

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