助けてくれるのは身内じゃなくて他人かも。

先日、地域包括支援センターに行ってきました。

あらかじめ、電話にて母の状態や、現在入院中の病院、介護保険を利用してどのようなサービスを受けたいのかを聞かれていたので、話はとてもスムーズにまとまりました。

毎日、18時から19時30分までヘルパーさんに来ていただき、夕食と、入浴の介助をお願いしたいこと。毎日来てくれる事業所なんてあるんだろうかという不安には、お話をしていた女性の方が「探します」と即答してくださり、とても心強かった。

週に2~3回、デイサービスに行ってもらって、その間、私は家事を済ませること。店の仕入れや仕込みは全部、主人がしてくれているけど、普通に家の用事がある。夫に食事の支度をせねばならないし。と言うと、「大変ねぇ。1歳半の子がいて、店をしてて、その上お母さんまでなんて、本当に大丈夫?見れる?」と言われてしまった。これにはあいまいに笑ってスルーするしかなかった。そんなのまだ私にもわからないのだから。

6月に旅行を予定しているので、その時だけショートステイをお願いしたいことも伝えた。1泊2日だが、夫とも、息子とも、初めての旅行。キャンセルしたくない。いきなりショートステイなんて母が可哀相だろうか?あらかじめ、練習を兼ねて、何度かショートステイしておくべきだろうか?そう思ったが、あっさり却下された。

「大丈夫。今だってリハビリ病院にいてるんでしょ。お母さん、他のおじぃちゃんおばぁちゃんとも馴染んで楽しくやってるって聞いてるよ。大丈夫。」

どうやら私が来る前に、リハビリ病院の相談員の方と電話でやり取りをしていたようで、わざわざ私が話さなくても、だいたいのことは把握しているようだった。

この方はおそらく介護に悩むいろんな方を見てきたのだろう。無駄に不安を煽るような話はせず、今後の方向性を、こんなこともあるよ。こんなやり方もできるよ。いざとなったらこうしましょう。いくらでも方法はあるから。と、言ってくださった。私は、初めてホッとした。地域包括支援センターの方なのでケアマネにはなっていただけないが、彼女の紹介してくれるケアマネさんを信じてみようと思った。

その数日後、母の病院に見舞いに行って、病院の相談員の方と話をした。

退院後の生活を考えて、妹にも母の状態をきちんと把握しておいてほしいということで、最後のカンファレンスには姉妹そろって出て欲しいということだったが、妹と日程の折り合いが合わず、姉妹別々の日にカンファレンスをすることになった。

このカンファレンスに、地域包括支援センターの方も来ていただけるというのだ。こんなに遠くまで?実際の母を見て知っていただいた上で、この先、話を進めていけるというのは非常に助かるし、うれしい。本当にありがたい話だ。

助けてくださるのは、赤の他人だ。これから来てもらうヘルパーさんだって知らない人だ。デイサービスの施設の職員さんだって知らない人。施設内のイジメがニュースになったりすることだってある。それも事実だと思う。でも、世の中そんなに悪い人ばかりじゃないと思うのだ。むしろ、一部でしょう。と思いたい。

でなければ妹の言うように朝から晩まで母を一人で家に囲っておかなければならない。

ケアマネをしている妹はそんな現場をたくさん見てきたのかもしれない。だから何も信用できないのかもしれない。人のケアプランなら立てるけど、いざ、自分の親を預けるのは嫌なのだ。それってどうよ。よっぽどあんたの方が信用できないじゃないか。

妹の意見はこうだ。

施設には行かさずヘルパーさんも入れなくていい、母なら一人で家でじっと居れるんだから。もしイジメられたりしても、話せないから可哀相だ。それに、汚いし。あんなとこ行かさんでも、お姉ちゃんのとこにおったらいいねん!

それは無理なのだ。だれかの助けを借りないと、私一人で母は見れないと思う。だからヘルパーさんにも入ってもらうし、デイサービスにも行ってもらう。

どちらも母を思うがゆえの言い分だ。

でもどうしても施設を信用できない妹は、「けっきょく、お姉ちゃんはお母さんと一緒に住むのが嫌なんやろ!」と投げ捨てた。

大喧嘩勃発。

私もいちいち言わなくていいことまで言ってしまった。ケアマネとして信用できないとか、あんたには相談せぇへんわ!とか、口だけで見舞いにも行ってへんくせに!とか。

だめだめの姉である。

喧嘩になって以来、お互い連絡を取らないままだ。最後のカンファレンスでも顔を合わすことはないので、おそらく退院するまで会わないんだろう。

姉妹だから、いつか仲直りするんだろう。

とは、もう思わない。お互い、言い過ぎたと思う。ただし、母を大事に思う気持ちは二人とも同じだと思うので、別々の道でそれぞれに考え、できることをできるなりにやっていくんだろう。

今はもうそれでいい。

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