失語のちょっと小さな幸せ

母がまだリハビリ病院に入院していた頃、息子を連れて1週間に1度か2度、会いに行くだけだった頃は、失語症など、ほとんど問題にならなかった。

言いたいことはわからないけど、気持ちは何となくわかるよ。

その程度でいいと思っていた。
こんなに元気に生きてくれてるんだからそれでいいよ。
ましてや記憶なんて、置いてきてなんぼだよ。と。

9割、何を言ってるかわからない母だったけど、水頭症と診断されてシャント術を行ってからは、失語症も改善されて、だいぶたくさんの単語が出てくるようになり、

8割、何を言ってるかわからない。

程度に改善されたんじゃないだろうか。と、日記に書いた覚えがある。

が、一緒に暮らしてみると、95%、何言ってるかわからない(^^;

あれ?あらら?もう本当にサッパリなのだ。

まぁちゃんは○▼◇※××○か?(てゆーかまぁちゃんて誰!)
とか、
あれや!ほら!▼□×※※!どこやった?
とか、
※○○○◆×!!!

むーん(-"-) 正直、お手上げ。

わかったふりをして適当に返事をしたらたまたま上手くいき、話が通じる時もあるけれど、たいがいはもう、笑って誤魔化すしかない。
もちろん、それは母にもばれる。
お互い、目を合わせて苦笑いだ。

本当はもっと何かしてほしいことがあるのかも知れない。
というか、きっとあるのだ。

散髪したり、爪を切ったり、こないだは口紅を欲しがっていたようだ。

毎日毎日、あてっこゲーム。
うちには1歳8か月のまだしゃべらない息子がいるが、母もおんなじ。
何をしてほしいか、伝わった時は、二人ともきらーーん!と目を輝かせて喜ぶ。

ああなるほど!と、私も腑に落ちて、よっしゃ!となる。

もちろん、わからん!と思ってイライラする時もあるんだけれど、
なんていうか、最近はそれがちょっと小さな幸せなんである(笑)

にほんブログ村 介護ブログへ
にほんブログ村


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA