フォッグ行動モデルを使って猫ちゃんトイレ大掃除大作戦！ - 断酒ダイエッターの日常〜人生Re:START!!〜

フォッグ行動モデルとは何？
1. 猫トイレの大掃除にフォッグ行動モデルを当てはめてみた
  1. 道具でパワーアップ
  2. 次はモチベーションだ！
人生がときめく片付けの魔法／近藤麻理恵
モチベーションと能力（スキル）がそろった！あとはきっかけだけ。

フォッグ行動モデルとは何？

フォッグ行動モデルとは何かと申しますと、人間のすべての「行動」は「モチベーション・能力・きっかけ」の3つが合わさってできていると唱える、スタンフォード大学のフォッグ,BJ博士の式です。

「習慣超大全」を読んで人生の景色が変わったこと

習慣超大全スタンフォード行動デザイン研究所の自分を変える方法価格：2310円（税込、送料無料) (2022/2/12時点) スタンフォード大学の偉い人が書いた本、「習慣超大全」を読みました。いきなり結論。私、この本を人生のバイブルに...

こないだ読んだ博士の本で勉強したの。

Behavior（行動）=Motivation（モチベーション）+Ability（能力）+Prompt（きっかけ）

B=MAPですよ。自分におさらい。

つまりこの式を使えば人間の行動はデザインすることが可能。悪習に悩むことなく、良い習慣を身に着けて、なりたい自分になれるのです！ほんとだったら朗報っ！😆

中でもこの式において、「モチベーション」と「能力（スキル）」はチーム関係にあるとのこと。「能力（スキル）」がいくらあっても、「モチベーション」が低ければできないし、逆もしかり。やりたいことに合わせて、今の自分を見極め、達成できるように行動デザインする。

というわけで、

猫トイレの大掃除にフォッグ行動モデルを当てはめてみた

念のために申しておきますが、私は猫のトイレ掃除が決して嫌いではありません。だってキレイな方がいいに決まってるものね。なので普段の糞尿のお掃除を億劫に感じることはないのだけど、

たまにやりたい猫トイレの大掃除は正直言って面倒です😩

砂とか全部出して、プラスチック製の猫トイレに水と洗剤を撒いてゴシゴシしてやったら、天日干し。その間に居室のトイレコーナーの床とか壁とかもピカピカにしてやるんの。「なんだなんだ何事だ！」ってのぞき込んでくる猫ちゃんとおしゃべりしながらね。「今、トイレ洗ってるからオシッコちょっと我慢してね」とかなんとか😆

まっさらの猫砂を投入してやると、猫ちゃんチェック。合格出たら完了。めっちゃ喜んでくれるからマメにしてやりたいんだけど、はっきり言ってとっても面倒。

なので、フォッグ行動モデルの行動曲線グラフにするとこんな感じになる。

モチベーションも低く、能力的にも実行しにくく、忙しさにかまけて「きっかけもない」ので、完全に行動曲線の下に位置してます。これは、どうしようもないな。潔くあきらめるか！😆だってやりたくないんだもん！！😩😩😩

・・・と。

大きくなる心の声を私はせいやっ！と押しのけて、いやだめだだめだ。開き直るのは昨日までにしておこう。せっかくフォッグ博士の本を読んだんだ。勉強したんだ。読んでも実行しなくちゃ意味ないじゃないか。行動デザインしてみようよ！そうだやってみよう！

猫ちゃんトイレ大掃除作戦が行動曲線グラフの上に位置するようにあれこれと試行錯誤を繰り返し、B=MAPのレシピを自分なりに完成させたのでした。

道具でパワーアップ

よし。まずは道具だ。使い捨ての頑丈な手袋と、洗剤と、スポンジ。猫ちゃんトイレを大掃除した後に使いまわす気にはなれないので全部使い捨て！近所のドラッグストアでそろうので、簡単に能力アップ！ぐいん！とグラフの赤丸が横に伸びたはず！一番簡単にできた！👍

次はモチベーションだ！

どうしたらいいんだ、わからない！フォッグ博士の「習慣超大全」によると、モチベーションが下がった時は「どうすれば簡単にできるか？」自問するといいと書いてあった。

うん。だから色々と道具をそろえていつでも大掃除できるようにした！・・・んだけど、やる気出ない😩　面倒くさい😩

こんな時はよし、休憩だ！仕事も家事も日々頑張ってるんだ。猫ちゃんトイレの大掃除が伸びたところで死ぬわけじゃあるまいし、いったん脇に置いておこう😆

と、本を読みました。「習慣超大全」でフォッグ博士が紹介していた、近藤麻理恵さんの「人生がときめく片付けの魔法」（フォッグ博士のおススメならば！と思って注文しておいたやつが届いたところだったんだよね。これも運命のきっかけかも！😊）

なんとなく知っていたけど今までスルーしていた本です。2010年に刊行されてて2015年には「世界でもっとも影響力のある100人」に選出されているのです。すごい。

人生がときめく片付けの魔法／近藤麻理恵

話題の本だったことは何となく知っているのに、どうして今までスルーしてきたかと言うと、私には必要ないと思っていたの。片づけや整理整頓、むしろ好きだから。いや、大好きだから。机の引き出しの中とか、カテゴリー別にぴっちり並んでるし、ファイリングとかもとにかく得意。気持ちいいんだよね😊

おまけに超捨て魔。とにかく捨てるタイプ。あれもいらない、これもいらない、思い出の品とかも余裕で捨てます。お役目御免ね、今までありがとうね。

でも、掃除は嫌い。汚い部屋よりキレイな部屋の方が好きだし、だれもやってくれないから仕方なく(適当に)するけど、掃除って面倒。ロボット掃除機とかも、ロボット掃除機を掃除してやるのが面倒でけっきょく普通の掃除機の方が使いやすかったｗ

だいたいからして私、そこそこでいいんだよね。お部屋。別に多少散らかっててもはっきり言って何とも思わないし、突然の来客があるわけでもないし、猫ちゃんと暮らしてるんだから毛がフワフワしてたって、小さい子いるんだからオモチャが転がっていたって、別に当たり前じゃないの。

無問題🤣🤣🤣

なので、片づけの本なんて買っちゃったらまた本棚が圧迫しちゃうだけだなと思って、それに雑誌の延長みたいな「片づけ方法」のハウツー本とかだったらまったくお金の無駄だなとも思うしで、スルーしちゃっていたのだけど、

なんだ。思っていたのと全然違う本でした😊

自分を守ってくれるお家やモノに対する愛情、過去に片をつけて未来に生きていこうという生き方、ほとんど感情論なんだけど、「感謝の気持ち」みたいなのが溢れていて、人柄をうかがえる素敵な本でした。

私は「捨て魔」なんだけど、この本を読んで猛省。そうか、捨てるモノを選ぶんじゃなくて、残すモノを選ぶんだな。と。私は捨てるばかりだったから。ちゃんと、好きなものを選んで残すという作業をしてなかったように思います。だからすぐにモノであふれちゃうのね、きっと。そして要らなくなったら捨てればいいなんて、傲慢だったなと思うのです。ごめんなさい。