子育ての心配と「ありがとう」という魔法の言葉
40歳という高齢出産だったからか、一人っ子だからか、男の子だからか、よくはわからないけれど、理由はどうであれ、私は一人息子(6)に甘い。溺愛している。好きすぎてもはや「きしょい」レベルかもしれないと自分で思うw(でも世の中のお母さん、だいたいみんなそんなもんだって思ってる😆)
できるだけ自由にのびのびと健やかに育ってほしいなと思いながら私は息子と一緒に暮らしていて、子育てしているという感覚はあまりというか、ほとんどない。
一人でもできることが少しづつ増えていくようにお手伝いしてあげてる感じなので、こんなこともできるようになったのか!と、感動してしまう。
でも私は夫婦で商売をしていて21時まで店をやっているから、夜ご飯が孤食になってしまうのがとても心配だ。横でばたばたと働いている間、YouTubeを見ながら6歳児はひとりでごはんを食べているのだもの。そんなわけで彼はお箸の使い方もままならないし、野菜も嫌い。私は人生の中で「食」に重きを置いているところがあるので(「美食」じゃないよ。極論でいう「食べる」ことというか、頑張って働くのも「食べさせるため」というか。言い方が難しいけれど)たった一人で食べさせているというのがすごく心配。さみしくないだろうか。どうか食べることがキライになったりしませんように。
寂しくないように、朝は毎日、おはようのギュウをして「おはよう!今日も楽しい1日になるね」と声をかけ、朝ごはんを食べさせて保育園に連れていき、帰りにお稽古に行って、一緒に宿題をしたりして(なんなら自分も英会話できるよになったらいいなという下心もある)るけど、そのうちに店が忙しくなってきて、息子は放置されてしまう。
あまりに店が忙しくなったりすると、小うるさい夫が勝手にイラついて、しょうもないことで息子を叱ったりするので、忙しいのに余計に腹が立って我慢ができず夫婦喧嘩にもなってしまう。はっきり言って夫とは合わない。子育ての方針も何もかも合わない😩 が、ここでそんなことを言っている場合ではない。でも時々、息子が戸惑っているんじゃないかと心配になってしまう。夫婦仲が悪い(というか合わないというか)って、子育てにあまりよろしくないって、よく聞くから。(わかっているのに喧嘩になってしまう💦 もちろん夫は夫のやり方で息子を愛している。)
店の営業が終わって片づけも終了したら、さっさと息子を連れて部屋に上がり、一緒にお風呂に入る。だいたい21時を過ぎていて、寝かせる時間が遅くなってしまうのも心配。本当は21時に寝かせたいところだけど、21時からお風呂になってしまう。湯船でちょっと遊んだり、保育園であったことを聞いたりして、目指す消灯時間は22時。
おやすみのギュウは息子の要望でなぜか3回する。「今日も楽しかったね。お店手伝ってくれてありがとうね」「明日もきっと楽しいね。」「おやすみ😊」
「ありがとう」は魔法の言葉だって、何かの本に書いてあったから、息子には毎日言うようにしている。ただ店にいてくれるだけで、本当に感謝の気持ちでいっぱいだから。夫に対しても同じような気持ちを持てたら夫婦喧嘩にもならないのかもしれないということは、本当は心のどこかでちゃんと気づいているのだけど、なかなかできない。ごめん🤣🤣🤣
22時30分頃、すやすやとした寝息が聞こえてきて、それを確認したら私もポテンと寝てしまう。
寝る前の数分間の記憶が脳に与える影響はとても大きいらしいので、息子が幸福感に包まれて眠れるよう、嫌ごとは絶対に言わないようにしている。親の出力が子供の入力になるって言うから。
今日も無事に楽しく過ごせました。いい一日でした。おやすみなさい。(たぶん、私にもいい影響を与えていると思う😆👍👍)
うまくいってる人の考え方/ジェリー・ミンチトン
心とは過去と未来の間を絶えず往復する振り子のようなものだ。過去と未来については多くの時間を割いて考えるのに、現在についてはほんのわずかな時間しか割いてないことに気づくだろう。心を現在に繋ぎとめておけるか?と意識して生きれば、今見るもの、聞くもの、感じるもの、触れるもの、すべてその瞬間の美しさに気づくだろう。
子どもには「今」しかない。だから親もできるだけ「今」を生きよう。
大人になると将来の心配もするし、忘れられない過去もふくれあがってくるけれど、子どもには「今」しかない。だから、子供相手に昔のことを持ち出したって仕方ないのだ。「今」を一生懸命生きている子の気持ちに寄り添おうと思ったら、やっぱり、親もできるだけ「今」を生きることなんじゃないのかな?と思う。
フロイトの生涯/アーネスト・ジョーンズ
確実に母親のお気に入りになっていた人間は、一生、征服者の感情を持ち、しばしば本当の成功を引き起こす原因となる。自分は成功するのだという確信を持ち続ける。
母という後ろ盾
子どもってお母さんに喜んでもらいたくて、いろんなことを頑張り、お母さんに褒めてもらいたくて一生懸命になる。というのは、なんとなく肌で感じる。こういうのを心理学では「外発的動機が強い」というらしいです。結果、成功する人が多いらしい。
愛されてるんだなって思うこと、無償の愛を受け止めることが、すごく子供の将来にとって大事なことなんだと思うのでした。私も息子に愛されてることをすごく実感してるから。
だからもしも息子に何かやりたいことができたらその時は私は全力で応援するし、もしも失敗したら全力で慰めるわ。だから、がんばって!!と心の底から思うのでした😊
子どもが育つ魔法の言葉/ドロシー・ロー・ノルト
けなされて育つと子供は人をけなすようになる。とげとげした家庭で育つと子供は乱暴になる。不安な気持ちで育てると子供も不安になる。「かわいそうだ」と言って育てると子供は惨めな気持ちになる。子供をバカにすると引っ込み思案な子になる。親が他人をうらやんでばかりいると、子供も人をうらやむようになる。しかりつけてばかりいると、子供は「自分は悪い子なんだ」と思ってしまう。励ましてあげれば、子供は自信を持つようになる。広い心で接すれば、キレる子にはならない。褒めてあげれば、子供は明るい子に育つ。愛してあげれば、子供は人を愛することを学ぶ。認めてあげれば、子供は自分が好きになる。見つめてあげれば、子供は頑張り屋になる。分かち合うことを教えれば、子供は思いやりを学ぶ。親が正直であれば、子供は正直であることの大切さを知る。子供に公平であれば、子供は正義感のある子に育つ。やさしく思いやりを持って育てれば、子供は優しい子に育つ。守ってあげれば、子供は強い子に育つ。和気あいあいとした家庭で育てば、子供はこの世はいいところだと思えるようになる。
「子は親の鏡」という詩です。
なんか身に沁みます。忘れないようにしなくちゃ!
お母さんは魔法使い
実は私、魔法使いということになってます。どんな時に魔法を使っているかと言うと、「朝、遅刻しないように起きれたのも母ちゃんの魔法」だし、「ごはんが美味しくなったのも母ちゃんの魔法」だし、「痛いの飛んでけ!」も魔法です。特にこの「痛いの飛んでけ!」は昔から効果てきめんですwww
最近は大きくなってきて、たまに魔法の話になると、
「ほうき持ってきて、飛んでみーや!!」
って言われますが、「そこ見られたら魔法が使えなくなる」ことにしてます。納得してるのかしてないのか微妙な面持ちになってますが🤣🤣🤣
私もなかなかのお調子者です。もっと、使える魔法を増やしていかねばならないと模索中なのでした😆
いつか息子にも読んでもらいたいなぁと思う本
おわりに
母ちゃんの本棚(楽天ROOM)▼
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