【ネタバレあり】『イクサガミ 天』原作感想|響陣が命を賭けた“理由”に心を掴まれた
Netflixドラマ『イクサガミ』にどハマりして、
ついに原作・今村翔吾さんの小説『天』を読み始めました。
全4巻のうち、今回は第1巻。
まだ1冊目なのに、すでに感情が忙しくて、この気持ちを残しておきたくなりブログにまとめています。
本記事は原作1巻『天』のネタバレを含む感想です。
未読の方はご注意ください。

原作『天』を読んでまず思ったこと
最初に感じたのは、
原作はとにかく登場人物の“心の動き”がよく見えるということでした。
ドラマは映像とアクションの迫力で一気に引き込んでくれますが、
原作では「なぜこの人は戦っているのか」「何を守ろうとしているのか」が、
ちゃんと言葉として伝わってきます。
第1巻は特に、
これから命を懸けることになる人たちの背景や覚悟が丁寧に描かれていて、
読みながら何度も立ち止まりました。
嵯峨愁二郎、原作だと最初から頼れる
主人公・嵯峨愁二郎。
ドラマ版では序盤、「剣も抜けないけど大丈夫…?」と少し心配になった人も多いと思います。
でも原作では、
最初からちゃんと頼れる男として描かれている印象でした。
双葉への想い、
守るために剣を振るう覚悟、
それでも人として迷ってしまう弱さ。
ただ強いだけじゃなく、
感情を抱えた一人の人間として描かれているからこそ、
自然と感情移入してしまいます。
響陣が蠱毒に参加した「理由」がかっこいい
そして、完全に心を持っていかれたのが響陣。
彼が蠱毒に参加した理由が、
「助けたい女がいるから」
強さを誇示したいわけでも、
名を上げたいわけでもない。
誰か一人のために命を張る、
その動機がもう、ずるい。
しかも普段の話し方(上方訛り)や立ち居振る舞いまで、
その人の影響だとわかると、
響陣という人物が一気に愛おしくなってしまいました。
誰かのために戦う男は、やっぱりかっこいい。

一緒に過ごしたいって。いいなぁ😍
ドラマ第4話と重なる、あの戦闘シーン
ドラマ第4話で何度も見返してしまった、飯屋での戦闘シーン。
原作では、船の上での海賊との戦いが、かなり近い場面だと思います。
双葉の「できるだけ殺さずに」という言葉を胸に刻みながら、
それでも殺さなければならなかった瞬間。
そのあとに描かれる、
心の中での小さな「ごめん」という気持ちが、
とにかく優しくて、胸に残りました。
極限状態でも、
誰かとの約束を思い出してしまう。
この作品がただの剣戟ものじゃない理由が、
そこに詰まっている気がします。
原作は「感情の声」がちゃんと聞こえる
『天』を読んで改めて感じたのは、
原作では登場人物たちの「感情の声」が、
ちゃんとこちらに届いてくるということです。
迷いも、優しさも、怖さも、覚悟も。
どれも省略されずに描かれているから、
戦いのシーンにも自然と重みが出てきます。
まだ1冊目。でも、もう続きが楽しみ
第1巻を読み終えた時点で、
これは最後まで読んでよかったと思える物語になるな、
そんな予感がしました。
ドラマで『イクサガミ』にハマった人ほど、
原作を読むと、
キャラクターへの見え方がかなり変わると思います。
残り3冊。
これ以上情緒を持っていかれないように祈りつつ、
続きを読むつもりです。楽しみ😊
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イクサガミ 天地人神セット (講談社文庫) [ 今村 翔吾 ]
イクサガミ原作は、全4巻完結。
▶︎ 2巻『地』の感想はこちら
▶︎ 3巻『人』の感想はこちら
▶︎ 4巻『神』の感想はこちら
noteでは感情全開バージョンの感想記事を書いてます。

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