スタンフォード大学の偉い人が書いた本、「習慣超大全」を読みました。
いきなり結論。
私、この本を人生のバイブルにします!
悪い習慣を捨てて、良い習慣を身につける。そして自分の人生を思い描いた通りにデザインするのだ!
自己像というのはつまり、これまで生きてきた上での自分の行動の積み重ねなわけなんですけれども、(その行動の積み重ねに納得いってれば後悔することもないだろうけど、私の場合は少なくとも納得していないから、自分を変えたくてこの本を手に取ったんだと思う)
でも、行動というのは、変えられるんです!デザインできちゃうの!すごい!!朗報でしょ!!!😆😆😆
式まであるのよ!
Behavior(行動)=
Motivation(モチベーション)
Ability(能力)
Prompt(きっかけ)
B=MAPよ!!覚えたわ!!👍
自分の行動を作っているのはこの3種類。つまり、モチベーション・能力・きっかけなの。これら3種類の材料を、まるでお料理を作るときのようにあれやこれやと組み換え、組み合わせ、分量を合わせ、自分にピッタリしっくり合ったレシピを作成すれば、自分の望む行動をデザインできるようになるって言うわけよ!!
簡単に言ったわね!😆
でもそれにはちょっとしたコツがあって、ちゃんと練習して習得しなくちゃダメなの。ピアノもサッカーも、最初から上手だったわけじゃなくて、きちんと段階を踏んで練習したから上手になったように、悪い習慣を捨てて良い習慣を身につけるのにも、段階を踏んだ練習が必要なの。
それをこの本が手取り足取り、はては心の持ち方まで教えてくれるっていうわけよ。ありがたいわね、素晴らしいわ!😍
私が習慣の本を読むのは「飲酒」という悪習を断ちたかったから
私はこれまでに数多くの習慣本を読み、なんでそうやって習慣の本を読んできたかと言うと、やめたい習慣があったからなの。
ズバリそれは飲酒。
日常生活や仕事、はては子育てにまで支障をきたしてきてるんじゃないか。飲酒の習慣さえやめれば、うまくいくことが多いんじゃないか。部屋が散らかってるから掃除したいなとか、早寝早起きしてもっと生産的になりたいなとか、読まずに放置されてる本がたくさんあるし、まだ学びたいこともいっぱいなんだけどな、とか、
思うところはたくさんあるし、そのすべての根源は飲酒習慣にあるんじゃないかと思うんだけど、なかなかお酒をコントロールすることができなくて、習慣本・禁酒本を読み漁っていたのです。
ではなぜ、そんなにも飲酒のコントロールが難しかったのか。
それは、
意思やモチベーションの力に頼っていたからよ!😥
何をどう頑張ればいいのかわからないくせに、「頑張ればできる。飲まなきゃいいだけでしょ。そうよ、やればできるわ!」と、ムダに思っていました。お酒飲みたくなったら水飲めばいいのよ、と。(でも別に喉が渇いてるわけじゃないのよね💦)
この本を読んですっきりしたわ。なるほどねと心の底から納得できたの。本当に感謝の言葉しかないわ。もう前みたいな飲み方はしない自信がついたの!ありがとう!!😊
小さな一つの習慣の種をまこう。それはいつか大きく育ち、増えて、人生をより豊かに変えるのだ(かもしれない)
どうせ本を読むならすべて吸収したいと思う貪欲なタイプな私は、最初からこの本の言うことをものすごく素直に聞いて、言われた通りにやってみたの。まずは、
私が心から望むことを書き出してみた
それは、
「息子(6)の自慢のお母さんになること」
でした。
なので、
- キレイで健康でいなくちゃだし
- 笑顔で明るく生きていきたいし、
- 一緒に勉強して宿題とか見てあげたいし、
- 美味しいごはんも作ってあげたいし、
- できるだけ時間を取って一緒に遊んであげたいし、、、、
と、たったひとつの願望を出してきただけなのに、なんだかたくさん出てきて、それをかなえるためには、
野菜をたくさん食べてダイエットしなくちゃとか、ストレスをためないようにしなくちゃとか、良質な睡眠を心がけるし、血圧も安定させて体力をつけて長生きしなくっちゃとか、ビジネスの仕方を考え直した方がいいかなとか、遊ぶ時間を作るにはもっと効率よく仕事しなくちゃなとか、
なんか山盛りだな。できんの?ちょっと欲張りすぎじゃね?😢・・・と😆
そして習慣化する小さな一歩を始めた
できる限り小さくすることを推奨されていたので、限りなく小さくした私の最初の習慣は、
朝起きたらベッドの中で伸びをする。
ことでした。
小さすぎて恥ずかしい🙈🙈🙈
だってほら、いきなり朝からストレッチとかヨガするとか絶対にできそうにないし、もうお酒一滴も呑みません!とか宣言する気、そもそもないし。
これに並行して始めたのが、本の序盤で紹介されていた「マウイ習慣」。朝起きたら「今日は素晴らしい日になる」と声に出して言うだけ。さらにもうひとつ。毎朝毎晩、のぞき込む鏡にメモを貼り付けました。
「習慣超大全」を半分くらい読み進めたところで変化が起きた!
- お酒をやめた。たまに付き合いで軽く飲むことはあるけど、自分の意志で呑んだことは1度もない。
- 結果、早寝早起きするようになった。三文の徳。
- 生産性が上がった。まさかのブログ復活。
- 読書ペースが上がった。処理能力も記憶領域も上がった気がする。
- 小さな習慣が増えた。階段を一つ掃除するとか、ごみを一つだけ捨てるとか。
小さな効果を実感しながら「習慣超大全」をさらに読み進めていき、第7章「悪習をやめる」に到達する頃には、すでに悪習をやめているという快挙を達成した。なるほどこうやるんだな。と、なんだか「習慣化するコツ」みたいなものを掴み、序盤で紹介されていたように、習慣の種が少しずつ育ち、増え、大きくなるのをワクワクしながら横目で見てるような感じになってきたのでした。すごい。
もちろん、できないこともたくさんあるんだけどね。私にできるのはまだ小さな事ばかりだから😆
だけど、うれしいのよ。なんだか人生の景色が少し変わった気がするの。
私が変わることで家族にも変化が起きた
夫が本当にほんの少しだけ優しく穏やかになった気がする。もう本当に少しだけ。別にここで強調しなくていいことなんだけどするわ。ちょっとだけよ。息子は相変わらず可愛いわ。変わらなきゃいけないとこなんてないもの。甘えん坊に磨きがかかった気がするけど、受け止めるわ。溺愛中よ😍
人は必ず周りの影響を受けるから。
行動デザインは孤独な探求ではない。私たちがデザインする一つひとつの行動、そしてそれぞれの変化は、池にさざ波を広げるしずくになる。
私の変化は、ほんの少しでも家族に変化をもたらしたように思う。もちろんいい方にだよ。
習慣をデザインするということは感情をデザインするということ。
メモに書いて目につくところに貼っておきなさいねと言われた言葉。
最初はなんでこんなこと書いて貼っておくんだと思っていたけど、読み終わるころにはこの意味がよくわかります。
嫌なことを習慣にできるはずないんだよね。やりたくないなぁって思ってることを意思の力で習慣化するなんて不可能なんだよ。
やったら達成感のあること、幸福感の生まれること、楽しいことなら、習慣化するのもたやすいのに。
だから、嫌なことや面倒だなと思うことを習慣化するには、自分が心地よく感じる何かにつないでいかないといけないんじゃないかなぁと思うの。
「習慣超大全」の紹介
絶対、読んでほしい!ここ数年のイチオシおすすめ本だわ!いちばん最初にも書いたけど、私、この本を人生のバイブルにする!!😆
著者:フォッグ,BJ.
著者はスタンフォード大学行動デザイン研究所創設者兼所長で、行動科学者のフォッグ,BJ.(Fogg,BJ)さん。教え子からは、インスタグラムの共同創設者などを多くの起業家を輩出してるすごい方なんだけど、
ものすごくいい人なんだろうな!
というのが、読んでてビシビシ伝わってくるの!😊
人格者に違いない。きっとすごく優しい方なんだと思うわ。好き。
目次
- 行動を分析するー「3つの要素」が行動を生む
- “モチベーション”編ー「黄金の行動」をマッチングする
- “能力”編ー習慣を「簡単なもの」に変える
- “きっかけ”編ー「どの日課」のあとに行動する?
- 定着させるー祝福で脳をきらめかせる
- 小を大に育てるー変化のスキルを活用する
- 悪習をやめるー習慣の結び目をほどく
- 一緒に変わるーみんなで人生を変える
おわりに
最後までご覧くださりありがとうございました。
自分にとって心地のいいことをたくさん探して見つけ、「小さな勝利体験」をたくさん積んで、私はいつか、「習慣の達人」になってみせるわ!そしてまるで忍者のようにひっそりと家族の内側から働きかけて、家族を幸せにしてみせるわね!!!😆😆😆
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