「投資はそのうち始めようかな」と思いながら、気づけば５年経過――。
口座開設の画面をブックマークしたまま放置していませんか？
本記事では投資ビギナーがハマりがちな10の落とし穴を解説。
さらに今日からできる軌道修正ステップまで網羅しました。
最後まで読めば、月１万円からでも「将来のお金の不安」に具体的な解決策が見えてきます。
初心者がやりがちな「投資失敗10選」
1. NISA講座を作っただけで満足
「証券口座＝投資家デビュー」と勘違いし、入金ゼロでフェードアウト。 お金が働く感覚を味わわない限り、いつまでも“様子見モード”です。
対処法 👉 口座開設日に１万円だけ即購入。 わずかな値動きでも「お金が増減するリアル」を体験すれば、放置癖はほぼ治ります。
名言①
「始めることが、すべてを変える第一歩である。」― ナポレオン・ヒル
2. 配当金生活を夢見ながら積立NISAに全振り
インカム（配当）とキャピタル（値上がり）をごちゃ混ぜにすると目的がブレます。 米を炊きながらパスタを茹でるようなもの。
- 配当目的 → 高配当ETFなど
- 長期成長 → 積立NISAで全世界インデックス
口座を目的別に分けるだけで、未来のキャッシュフローが劇的に整理されます。
3. 銀行でNISAを始め、定期預金で枠を埋める
「非課税だからおトク」と勧められるが、金利0.002％の定期預金では利益そのものがゼロ。 非課税メリットも「0×非課税＝0」です。
対処法 👉 NISAは“増える可能性のある商品”に使う。 定期預金はメガバンクの普通口座でOK。
4. iDeCoを元本確保型で寝かせる
せっかく「節税＋運用」できるのに、20年も金庫で眠らせる人多数。 時間を味方にできる制度こそ、株式比率高めで攻めましょう。
5. レバナス一点張りの大暴走
「全世界でコツコツ」と言っていたのに、YouTube一本で豹変。「レバナス最強！」。 スパイスを主食にしたら胃もたれします。
対処法 👉 コア資産は堅実に。レバレッジはポートフォリオの10〜20％まで。
6. 動画で見た銘柄を“真似買い”して出口迷子
買う理由は「有名投資家が買ってたから」。 しかし売る基準がなく、塩漬け→精神コスト増大。
対処法 👉 購入前に「○％下落したら売却」とメモ。 出口戦略があるだけで狼狽売りが激減します。
7. 積立NISAに文句だけ言って始めない
「月3万円じゃ老後に足りない」と言い訳。 月１万円すら積めていないなら、議論より実行！
対処法 👉 月１万円×全世界インデックスで“やってる側”へ。
8. ポイント投資だけで“やってる感”を演出
月300円のポイント投資で「資産運用してます」ドヤ顔。 老後、炭酸水も買えません。
対処法 👉 ポイントはおまけ。メインは現金。
9. ポートフォリオを完璧に練りすぎて時間ロス
新NISAは枠の繰り越しが可能でも、運用期間は繰り越せません。
対処法 👉 8割正解で即スタート。 考えすぎる１ヶ月で得られる複利を想像してみてください。
10. 「銀行員が言ってたから…」で謎投信を購入
売った人はノルマ達成で幸せ、あなたは手数料負け。 情報の“主導権”を他人に渡さない。
対処法 👉 自分で調べ、自分で納得。
分からない商品は「買わないのが最適解」です。
今日からできる３ステップで軌道修正
- 証券口座を開いたら即１万円購入
- 楽天証券 or SBI証券でインデックス積立を設定
- 月１回「出口戦略メモ」を見直す
名言②
「リスクを取らなければ、リターンはない。」― ウォーレン・バフェット
よくある質問（FAQ）
Q. 生活防衛資金がないのに投資して大丈夫？
A. 生活費３〜６か月分の現金は確保してから。 それ以上の余裕資金で始めれば、値動きにメンタルを振り回されません。
Q. インデックスって結局どれを選べばいい？
A. 初心者ならとりあえず「全世界株式（オール・カントリー）」１本でいいと思います。 日本を含む2,000社以上に自動分散できます。
Q. 今、株価が高い気がする…タイミングを待つべき？
A. タイミングはプロでも読めません。ドルコスト平均法で機械的に積立すれば、 高値掴みリスクを時間分散できます。
チェックリスト｜この記事を読んだらやること
- □ 証券口座のログインID・パスワードを再確認
- □ １万円を即入金＆インデックスファンド購入
- □ 目的別に「配当／成長」口座を分ける
- □ 出口戦略メモをスマホのメモアプリに保存
- □ １ヶ月後の自分にリマインダーを設定
名言③
「完璧を目指すより、まずは終わらせろ。」― シェリル・サンドバーグ（元Facebook COO）
まとめ｜“始める勇気”が10年後の差を生む
投資は「小さく始めて大きく育てる」ゲームです。 月１万円でも、インデックス１本でも構いません。
今日がいちばん若い日。 記事を閉じたら、まずは口座に１万円入れてみてください。 未来の自分が、きっとあなたに感謝します。
※本記事は情報提供を目的としており、特定の金融商品の勧誘ではありません。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。
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