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人生、死ぬまで勉強

人生、死ぬまで勉強読書・映画
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祖父の言葉「人生、死ぬまで勉強」

昔、私がまだ小学生の頃、祖父母の家に遊びに行くと、祖父は必ずといっていいほど、自分の書斎にある自分のデスクに向かって何かしらの勉強をしていた。壁際に並んだ本棚には、タイトルを読んでもよくわからない難しそうな本がびっしりと並んでいた。戦争に行っているので、戦争の本が多かったように思う。

おじぃちゃんに何をしているのかと尋ねると、「勉強やで。人生は死ぬまで勉強なんやで」と、答えてくれたことを、今でも信じられないくらい鮮明に覚えている。祖父はいろんな資格を取っていた。ほとんど趣味みたいになっていたと思う。

大往生だったおじぃちゃん。晩年はほとんど会うこともなくいたけれど、きっと亡くなるまで勉強していたに違いない。

そして祖母はずっと隣の和室で本を読んでいた。たぶん、小説なんだろうと思う。きっとあれだな。読みだしたら止まらない推理小説とかだと思う。読み終わった後はすっきりした顔をしていつも話していたから😆

昭和2年生まれで北海道に生まれ育った祖母は、実にグローバルな人で、大阪に来てから知った根強く残る差別について憤りを感じていた。国や人種なんて関係ないから、いろんな人と仲良くできるよう、あなたは英語を話せるようになりなさい。「ボーダーを作っちゃだめだ」と、いつも言っていた。そしてその昔、80歳を過ぎて久しぶりに再会した時、英会話を習得していたのだ。びっくり。頭が下がるわ!

そんな祖父母に育てられた私の父もたいそうな読書家で、夢は書斎を持つことだったように思う。狭い田の字型のマンションの一室には本が溢れていた。自分専用のデスクが欲しいといつも言っている作家志望の新聞記者兼カメラマンで、時代小説をよく読んでいて、たまに祖父とその面白さについて語り合っていたが、まだ39歳という若さで胃がんで亡くなってしまった。最後に1冊だけ、父の名はどこにも載っていない本を遺した。

母も読書家だったので私は小さい頃から本に囲まれて育ったが、当時、私の母はと言えばまさかの家出中で😆父の死後、私と妹は祖父母に育てられた。

引き取られた祖父母の家の敷地の隅には小さな物置があって、そこには段ボールに詰め込まれた大量の古本が入っていた。昔、父や叔父叔母が読んだ本だ。「トム・ソーヤー」「宝島」「ノートルダムのせむし男」「15少年漂流記」・・・夢中になって読んだ。いつもあっという間に読み終わってしまった。

小学校の図書館、町の図書館の児童書コーナー、私はとにかく本が好きで、マンガも小説も、知的生き方文庫みたいな自己啓発本も、とにかく読みまくった。

でも、祖父母は厳しかった🤣

母は行方不明、父はあの世、最愛の息子を亡くして人が変わったように怒り狂ってる祖父母と一緒に暮らしているうちに、私はきっちりグレた😩 学校の勉強も「理解できた時の瞬間」が気持ちよくて好きだったし、本も大好きだったし、おじぃちゃんが教えてくれた「人生、死ぬまで勉強」も頭の隅に残っちゃいるのだけど、多感な10代半ばころから自分が母になるくらいまでの数十年、わかっちゃいるけど面倒くさいわ~別にもう今さらね。みたいになったのだった。

その間、もちろん小説も読むし、マンガも読むし、ビジネス書も読むんだけど、学ぼう!勉強しよう!という向上心からではなかった。ただ単に、読むのは好きだから。別の世界を想像するのも好きだから。映画も好きだし。その上暇だし。

なんという期待外れ!ご先祖様たちは天国でため息をついているに違いない😩


子どもを産んで母になり勉強することの意味が変わった

その場しのぎの生き方しかこれまではしてこなかったのだけど、だから今さら勉強なんてねと思っていたのだけど、40歳で母になってからは価値観が変わった。

そうか。これまでに起きた人生の色々なことはすべて(だいたいは嫌なこと)、この子に出会うため、この子の母になるために必要なことだったんだな、と、腑に落ちた。なんなら私が生まれてきた理由そのものが、この子の母になるためだったんだなとすら思う。

いつか息子にも読んでもらいたいなぁと思う本

ソフィーの世界 哲学者からの不思議な手紙/ヨースタイン・ゴルデル

ハタチくらいの時に一度だけ読んで、ずっと再読したいなと思っていた本。新装版が出てる!物語形式で哲学についてわかりやすく教えてくれます。たしか、映画化もされているんだけど、そっちの方は未見。いつか息子にも読んでもらいたい。

まんがでわかる7つの習慣/小山鹿梨子【監修】フランクリン・コヴィー・ジャパン

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第1の習慣「主体的であること」 自分で考えて自分で決める。決して人のせいにしない。生い立ちや親のせいにしたりしない。私は何でも子供を捨てて出て行った母親のせいにしていたところがあったから。反省。人生は選択の連続なんだもの。どの道を選んで歩いていくか、自分で決めて、自分で責任を取らないとね!

習慣超大全 スタンフォード行動デザイン研究所の自分を変える方法/BJ・フォッグ

この本を読んで私の生き方が変わりました。出会えてよかったと思える最高の本です!悪習を断ち、良い習慣を身につけ、自分を否定せずに生きていこうと思います!😊

「習慣超大全」を読んで人生の景色が変わったこと
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独学大全/読書猿

独学とはまるで、ダイエットのようなもの。どんな効果的なやり方をしたって、「持続可能」でなければ意味がない!

身も蓋もないけどまったくその通りだわ。久しぶりにこんな分厚い本にチャレンジしました。読み応え満点。読みながらノートに書き留めたメモの数、すごいこと!びっくりしちゃう!😆

あなたがあきらめない限り、「知」はあなたを見放したりしない

これから私は勉強していこうと思うの。英会話だってきっと今からだって遅くないし、マーケティングも学びたいし、数学は昔からちょっと苦手だけど、この本を読んで「まさか数学が言語だったとは!」と思ったら、ちょびっとだけ親近感わいたもの!😆

いつか息子と一緒に肩を並べてデスクに向かうんだ!👍👍👍

あまりの分厚さに心折れそうになったら、後ろにある「困りごと索引」や3人の主人公のショートショートを読んでみるといいかも!ちなみに私は、読み終わるたびにノート(独学日誌)にページ数を記入して、着々と前に進んでるんだと感じながら読み進めていきました😊

独学大全を読んで、「独学日誌」を付け始めました。日記じゃなくて日誌。終わりない旅の中、今、自分がどの位置にいるのかを示してくれる。読んでて思い出したのが、ミヒャエル・エンデの「はてしない物語」

はてしない物語/ミヒャエル・エンデ

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本の世界(ファンタージェン)に入って大冒険する少年バスチアンが主人公のファンタジー。「ネバーエンディングストーリー」で映画化されてます😊

原作では、「それはまた別の物語。」ってしめくられていて、その先にはまた別の誰かが主人公の新しい物語があるんだなと、わくわくします。

「ここだけ」を切り取っちゃいけないんだ。「見たいところ」だけじゃなくて、もっと高いところから俯瞰して広く物事を見れるようになりたいな😊

独学もまた、ひとつ学べば新しい学ぶべき何かが見つかるようになっているのですね。点から線へ、線から面へ、「人生、死ぬまで勉強」とはよく言ったもんだよ、おじぃちゃん。

と、思ったのでした😊

読書猿さん、どうもありがとうございました。そしてお疲れ様でした。「あとがき」もとっても素敵でした😊

ちー母ちゃん
ちー母ちゃん

実は今日は、父の命日なんだ~。もう34年も経つわ。私、血圧高い

コメント

  1. トビーz より:

    ちー母ちゃん!お疲れさま!😂😂だいぶ執筆に時間のかかるブログかとご苦労様でした!自分は放ったらかしです。😭😭
    自分の事を題材にされ心情さっします。結構恥ずかしいのかな思いますが。
    私も良いお言葉を聞き勉強になります。

    お父様は今日でしたか。
    ご冥福をお祈りします!!

    • トビーさん、おはよう!!😊
      最近、早起きを頑張っててね!朝の時間を使って勢いで書いたよ!
      2時間半くらいかかった😆
      ずっと放置してたら、ドメインの有効期限切れてるのに気が付かなくてあれこれしたらブログ全滅したんだよ💦
      1からになったら気持ちも心機一転でまた頑張れるかなと思って!
      これからもよろしくです!😊

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